じかん / 第4金曜日 13:30~15:00
ばしょ / キッズクラブひまわり
スタッフ / 北村雅子
保育園の幼児から普通小学校支援学校の高等部の学生といった年齢差の大きな集団である。学校も何校もあり下校時刻が異なり、人数も時間もバラバラである。
放課後の活動なので、強制はせず家庭的なゆったりした雰囲気の活動内容を心掛けた。日常的に行われている自由遊びと外遊びなども生かしながら、小学生の集団、支援学校小学部、中学部、高等部といった小集団で行った。小さな集団にして、順に活動をして進めていくことで内容的にも分かりやすくなり、個別に興味や疑問や出来ることに対応できるようになった。
高等部の生徒は苦手意識が強いが、興味のあるアニメやキャラクターやパソコンを使った検索(スタッフと共に)などを使って表現の幅を広げるようにした。
年齢差にあわせた活動や画材を準備し、異年齢にも対応できるように心掛けた。
年齢的には近い集団でも能力的にはバラバラで個々に応じた配慮をした。
活動によっては制作を長時間集中する人もいれば、外遊びがしたくて短時間しか集中できない人もいるが、それぞれの活動の仕方で良しとした。
長期休暇中に全員で取り組む活動もあり、事前にスタッフと連携して内容を決め、準備も生徒が分担して行えるよう工夫も行った。
全員で取り組む「街を作ろう」では体育館を一杯に使って、一人ずつが大きな段ボールに取り組んだ。刷毛やローラーで、長時間全員が集中して取り組み自信をもって自分の店だと発表できたのは大きな成長といえる(北村)